好きな人は塩対応
第2章

種目決め

こうして遼くんとはなんの進展もなくまたあれから1か月が経ちもう6月に入った。


「明日、体育祭の種目決めだよね?」


教室でお弁当を食べながら那歩ちゃんが言い出した。

もうそんな時期か、、、。
遼くんなに出るんだろ、、、。


「陽莉はなに出るの?」

「んー、リレーとかがいいな。那歩ちゃんは?」

「私は前から矢野先輩と障害物競走に出る約束してんだ〜!」


なんだよなんだよ、那歩ちゃんいつの間にそんなに仲良く、、
って前から仲良いか。てかなんで付き合わないんだろう。
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