夏風の吹くうちに。
小鈴と握手をし、私も言う。

「泉谷夏子。よろしくお願いします」

「おう!あ、同級生だろ?確か。これから一緒に探すんだし敬語やめようぜ」
「ん。わかった」

この時はなんとなく始めた、これが私の運命をも変えてしまうとは私は思いもしなかった。
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