君と、ゆびきり
☆☆☆
それから数分後。
あたしと玲子と風の3人は病院にいた。
広間で行われているクリスマスパーティーに参加するためだ。
「ごめんね玲子、クリスマスパーティーダメになっちゃって」
申し訳なくてそう言うと、玲子は大げさなくらい左右に首を振った。
「全然。ダメになんてなっていないから」
そう言い、携帯電話の画面を見せて来た。
それはさっきまで一緒にいた友人たちが、誰かの家で仮装パーティーをしている写真だった。
その写真の中に、青の姿もある。
「なにこれ、クリスマスパーティー?」
「クリスマス兼、ハロウィンだってさ」
玲子はそう言い、肩をすくめた。
「だからさ、みんなの事は気にせずあたしたちはあたしたちで楽しめばいいじゃん」
ね?
と、玲子は振り向いて風を見た。
風は相変わらずほほ笑んでいる。
それから数分後。
あたしと玲子と風の3人は病院にいた。
広間で行われているクリスマスパーティーに参加するためだ。
「ごめんね玲子、クリスマスパーティーダメになっちゃって」
申し訳なくてそう言うと、玲子は大げさなくらい左右に首を振った。
「全然。ダメになんてなっていないから」
そう言い、携帯電話の画面を見せて来た。
それはさっきまで一緒にいた友人たちが、誰かの家で仮装パーティーをしている写真だった。
その写真の中に、青の姿もある。
「なにこれ、クリスマスパーティー?」
「クリスマス兼、ハロウィンだってさ」
玲子はそう言い、肩をすくめた。
「だからさ、みんなの事は気にせずあたしたちはあたしたちで楽しめばいいじゃん」
ね?
と、玲子は振り向いて風を見た。
風は相変わらずほほ笑んでいる。