君と、ゆびきり
☆☆☆
白いビキニ着替えて戻って来ると、風が目を丸くしてあたしを見た。
「なに?」
そんなにジロジロ見られたらなんだか照れてしまう。
なにかおかしい所でもあっただろうかと、自分の姿を確認する。
「千里って、可愛かったんだ」
すこし照れていたところに風がそんな事を言うので、あたしはムッとして睨み付けた。
「なに言ってんの、あたしはずっと可愛いでしょ!?」
「あはは。そうだったっけ?」
おかしそうに笑い声をあげる風。
「でもさ、千里とはずっと一緒にいたから、見えてるものも見えてなかったかもしれないな」
「あたしの可愛さに気が付いてなかったってこと?」
「そういうこと」
それってなんだかとても複雑な気分だったけれど、まぁ、可愛いと言ってくれたからチャラだ。
白いビキニ着替えて戻って来ると、風が目を丸くしてあたしを見た。
「なに?」
そんなにジロジロ見られたらなんだか照れてしまう。
なにかおかしい所でもあっただろうかと、自分の姿を確認する。
「千里って、可愛かったんだ」
すこし照れていたところに風がそんな事を言うので、あたしはムッとして睨み付けた。
「なに言ってんの、あたしはずっと可愛いでしょ!?」
「あはは。そうだったっけ?」
おかしそうに笑い声をあげる風。
「でもさ、千里とはずっと一緒にいたから、見えてるものも見えてなかったかもしれないな」
「あたしの可愛さに気が付いてなかったってこと?」
「そういうこと」
それってなんだかとても複雑な気分だったけれど、まぁ、可愛いと言ってくれたからチャラだ。