君と、ゆびきり
違和感
あたしは目覚まし時計の音で目を覚ました。
いつものように時計を止めて時間を確認する。
まだ朝の7時だ。
学校へ行っていた頃はこの時間には起きて支度をしていたけれど、今日はもっとのんびりでいいのに。
昨日の晩、目覚ましをかけっぱなしで寝ちゃったんだな。
そう思い、大きなアクビを1つして布団にもぐった。
瞬間、違和感が胸を刺激してパチリと目を開けた。
「今日って何日だっけ?」
独り言をつぶやいて布団から顔をだし、枕元で充電していたスマホを確認した。
2月29日と表示されているのを確認して、あたしは飛び起きた。
「今日って学校じゃん!」
誰もいない部屋の中、思わず大きな声でそう言いベッドから転げ出た。
春ケ丘高校では3年生は2月はほとんど休みになる。
けれど翌日が卒業式の今日は午前中だけ登校日となっているのだ。
「もう、なんで1日だけ登校とかしなきゃなんないの」
いつものように時計を止めて時間を確認する。
まだ朝の7時だ。
学校へ行っていた頃はこの時間には起きて支度をしていたけれど、今日はもっとのんびりでいいのに。
昨日の晩、目覚ましをかけっぱなしで寝ちゃったんだな。
そう思い、大きなアクビを1つして布団にもぐった。
瞬間、違和感が胸を刺激してパチリと目を開けた。
「今日って何日だっけ?」
独り言をつぶやいて布団から顔をだし、枕元で充電していたスマホを確認した。
2月29日と表示されているのを確認して、あたしは飛び起きた。
「今日って学校じゃん!」
誰もいない部屋の中、思わず大きな声でそう言いベッドから転げ出た。
春ケ丘高校では3年生は2月はほとんど休みになる。
けれど翌日が卒業式の今日は午前中だけ登校日となっているのだ。
「もう、なんで1日だけ登校とかしなきゃなんないの」