紅月

始まり


朝になった。

昨日の事が忘れられなくて頭が痛い。

もう一度昨日のメールを見ようとした。


『メールが…ない』

消した覚えは全くない。

『昨日眠かったから知らない間に消したのかも』


自分にそう言い聞かせた。











これから起こる事もしらずに。
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