紅月
一時間目…二時間目と時間が過ぎていった。
そして今は5時間目。
ポケットの携帯のバイブがなった。
ブーブーブー。
『授業中に誰だよ』
小さく呟き携帯を見てみると名前が出ていない。
『アドレスの変更か』
そんな事を思いながら携帯を開けた瞬間。
『月ッ!!ん?紅い』
昨日の月の写メが来ていた。
そしてメールの内容はこうだ。
『昨日はいきなりメールをして許していただきたい。私は堊と申します。
貴女方にはあるゲームに参加していただきます。
貴方以外に二人メールを送信させていただきました。その仲間が揃ったらこのアドレスにメールを下さい。timelimitは今日の22時とさせていただきます。
それでは後程。』
何だ。
背筋が凍った感じだった。