紅月
『二人ってまさか。いやそんなはずはない。誰かのいたずらに違いない』
そう思っていた。
キーンコーンカーンコーン
授業のチャイムがなった。
今日の学校はこれで終わりだ。
するといきなり章大と百合が俺の所に来てこう言った。
『なぁ、さっき又変なメールが来たんだけど。』
『私も来た』
二人が声を揃えて俺に言った。
『お前らもか』
やはりこれはいたずらなんかじゃない。
確信した。
そして皆メールの内容は知っているので今日の22時にメールを送る事にした。