美形鬼社長は、フランス人形に溺愛中!?
いやぁ……やめて!!
「やめて……誰か……助けて」
「無駄、無駄。
ここのホテルは、防音になっているから
いくら騒いでも誰も聞こえないし」
「アハハッ……俺ならと仲良く……」
笑いながらそう言いかけたときだった。
「あら、楽しそうね?私も仲良くしたいわ」
何処からかキティの声がした。
えっ……?
振り返るとキティがベッドの上に
ちょこんと座っていた。
い、いつの間に!?
いや。キティは、テレポートが出来るから
それも可能のはず。
すると、それに驚く男性達。
「うわぁっ!?」
「な、何で人形がこんなところに!?」
驚くのも無理はない。
居るはずのない人形が目の前に居るのだ。
するとキティは、
「ねぇ、私も仲間に入れてよ。
一緒に遊びましょうよ?」
男性達が居るのにも関わらず話し出した。