After story-悪魔的な彼女-
夏祭り 2
私がしあわせに浸っているとき仕草和君とは少し違う、高めの声が隣から聞こえた。
「ねぇ、ペアにならない?ぼくは、あずちゃんと回るから、仕草和君は瑠々亜ちゃんと」
私はさっと身を翻したなずなの笑みで気がついた。
ちらっと振り返ったなずなに向けて、
「ありがとう」
って、口パクで言った。
なずなはそれに気づいたのか、満面の笑みを向けた。
「ねぇ、ペアにならない?ぼくは、あずちゃんと回るから、仕草和君は瑠々亜ちゃんと」
私はさっと身を翻したなずなの笑みで気がついた。
ちらっと振り返ったなずなに向けて、
「ありがとう」
って、口パクで言った。
なずなはそれに気づいたのか、満面の笑みを向けた。