After story-悪魔的な彼女-
夏祭り
♯♯♯
「瑠々亜、ごめんっ!」
そう言ってなずなは謝ってきた。
別にいいわよ、と私は返事を返す。
今回は、前みたいになずなが遅れることはなかったから許した。
―そう、今日は市で一番大きなお祭り、花火大会なのだ。
なずなは紺に紅の蝶が映えるキレイな浴衣を着ていた。
私は、空色に金魚が泳いでいる。
まるで、空に金魚が浮かんでるみたいで私は好きだけど、なずなには笑われた。
"子供っぽい"って。
何時も年上に間違われるのは私なのにね。
はいはい、私は笑いながら適当になずなをあしらった。
「瑠々亜、ごめんっ!」
そう言ってなずなは謝ってきた。
別にいいわよ、と私は返事を返す。
今回は、前みたいになずなが遅れることはなかったから許した。
―そう、今日は市で一番大きなお祭り、花火大会なのだ。
なずなは紺に紅の蝶が映えるキレイな浴衣を着ていた。
私は、空色に金魚が泳いでいる。
まるで、空に金魚が浮かんでるみたいで私は好きだけど、なずなには笑われた。
"子供っぽい"って。
何時も年上に間違われるのは私なのにね。
はいはい、私は笑いながら適当になずなをあしらった。