恋愛白書
「トイレお借りしましたー」


俺はトイレから出て挨拶をする。


「はーい。やしなと同じクラスなんだってねぇ?」

「あ。はい。仲良くさせてもらってます」

「クラスメイトだよー。」


やしながドーナツを食べながら言う。



「あ。やしなさんとお付き合いさせてもらってますから」


俺の言葉にやしなが弾かれたように俺を見る。


「あら!それはビックリだわぁ!やしな彼氏いたの?知らなかったわぁ」

お母さんが驚いた顔になる。


「うるさい!ちょっと丈!」


やしなが俺を引っ張って部屋に押し込む。


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