恋愛白書
いつまでも
ずれた気持ち-Yashina-
「もう三年だねー」
季節は春。
あたしたちは三年生になったんだ。
「来年の今頃には俺ら高校生になってんだな」
「ほんと。早い」
「どんな制服きてんだろうな」
「丈とあたしじゃ学力違うし離れちゃうよね...」
丈はそれなりに頭がいい。
反対にあたしはそんなによくない。
だから丈とあたしは
学校が違ってしまいそうなんだ。
「...んー」
「丈?」
「俺のランクにやしなが合わせるのは無理だかららやしなの学校に合わせるから」
「え?」
「離れないから。心配すんな」
あたしの頭を撫でる。
「でも...」
「俺が決めたことだから」
「...丈」
「それにさ、やしなのランクだとたぶんN高だよな?」
「そうだね」
「あそこ、バレーボール強いんだよ」
嬉しそうに話す。
季節は春。
あたしたちは三年生になったんだ。
「来年の今頃には俺ら高校生になってんだな」
「ほんと。早い」
「どんな制服きてんだろうな」
「丈とあたしじゃ学力違うし離れちゃうよね...」
丈はそれなりに頭がいい。
反対にあたしはそんなによくない。
だから丈とあたしは
学校が違ってしまいそうなんだ。
「...んー」
「丈?」
「俺のランクにやしなが合わせるのは無理だかららやしなの学校に合わせるから」
「え?」
「離れないから。心配すんな」
あたしの頭を撫でる。
「でも...」
「俺が決めたことだから」
「...丈」
「それにさ、やしなのランクだとたぶんN高だよな?」
「そうだね」
「あそこ、バレーボール強いんだよ」
嬉しそうに話す。