恋愛白書
「…なに?」


杉森くんがまちゃに声をかける。


「あ!あたしじゃないの!」


まちゃがあたしに向かって手招きをする。


「うぇー」


あたしからは変な声がでる。


「変な声出してないでいってこい」


光があたしの背中をぽんっと叩く。


「…やしな?」


虎のとなりには違うクラスのしょったがいた。


「あれ、しょったいつの間にいたの」


しょったとは1年のときに同じクラスで仲良くて結構遊んでた。

…前は好きだったりもした。


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