恋愛白書
「これで、あとは応援だけだねー」
光と一緒に席に戻る。
「丈、いつかな」
「たぶんもうすぐじゃない?席にいないみたいだし」
席を見るとモリー達はいたが、丈だけが席にはいなかった。
「あ!やしな!丈の出番だ!今、名前呼ばれてた!」
モリーがあたしに気づき叫んでいる。
「よし、前いこう!」
「あの、先輩?」
一番前に行こうと歩き出すと同時に一番後ろの柵から柴田があたしを呼ぶ。
「柴田?ゴメン!あとにしてー!」
あたしはそのまま一番前の応援席に走る。
去年は見れたけど1年のときにこの瞬間
丈の存在を知らなかった自分が憎い。
「あ。丈がいるー」
ふと、ジャージのポケットに手を入れる。
光と一緒に席に戻る。
「丈、いつかな」
「たぶんもうすぐじゃない?席にいないみたいだし」
席を見るとモリー達はいたが、丈だけが席にはいなかった。
「あ!やしな!丈の出番だ!今、名前呼ばれてた!」
モリーがあたしに気づき叫んでいる。
「よし、前いこう!」
「あの、先輩?」
一番前に行こうと歩き出すと同時に一番後ろの柵から柴田があたしを呼ぶ。
「柴田?ゴメン!あとにしてー!」
あたしはそのまま一番前の応援席に走る。
去年は見れたけど1年のときにこの瞬間
丈の存在を知らなかった自分が憎い。
「あ。丈がいるー」
ふと、ジャージのポケットに手を入れる。