恋愛白書
「いいの?」
絵里香が俺を見る。
「だって、一人で帰るって」
「そんなの強がりだろ」
兄ちゃんが俺の頭を叩く。
「いてっ」
「もっと女の子のこと考えれよ」
俺の髪の毛をぐしゃっとする。
「わかんねぇよ。...んなの」
俺はそのまま家に入る。
兄ちゃんと俺ってひとつしか違わないのに
いつからこんなに違いが生まれたのだろう。
「...好き、なんだよな」
俺の脳裏にさっきのやしなちゃんが映る。
会いてぇ。
さっき会ったばかりなのに。
しかも明日も会うのに。
そう思う自分がいた。
絵里香が俺を見る。
「だって、一人で帰るって」
「そんなの強がりだろ」
兄ちゃんが俺の頭を叩く。
「いてっ」
「もっと女の子のこと考えれよ」
俺の髪の毛をぐしゃっとする。
「わかんねぇよ。...んなの」
俺はそのまま家に入る。
兄ちゃんと俺ってひとつしか違わないのに
いつからこんなに違いが生まれたのだろう。
「...好き、なんだよな」
俺の脳裏にさっきのやしなちゃんが映る。
会いてぇ。
さっき会ったばかりなのに。
しかも明日も会うのに。
そう思う自分がいた。