チューリップ
『そして高校卒業の直前、叔母さんも事故で他界。


もともと大学に行かせてもらう予定だったから就職先もなくも行く宛もなくなって、途方に暮れてたとき


理事長から電話があったの



“一年間だけ、私が新しく理事長になる学校で教師をしない?”って。




それで私は悩んだ末に決断したの。



生徒たちを騙すことになるけれど、私がそうだったように闇の中にいる子を救いたい。


私なら闇をわかってあげられるかもしれない。



こうして私は18才だけど、教師となったんだ。』
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