チューリップ



「本当にどうなるかと思ったんだから!
陽介君はなんでわかったの?2人が来るって。」


「リュウから少し聞いてたし、後は勘かな。ここまで上手く行くとは思わなかったけど。」


陽介君はにこにこしながら答える。
恐るべし陽介君の勘…。



「私も陽介に言われて、屋上に誰も入らないように見張ってたんだから!偉いでしょー?」


茉莉まで…。

少し呆れるくらいにみんなの愛を感じるよ。


「そーだね。ありがと茉莉。」

「どーいたしまして!」

『ちゅっ』





え…??


茉莉と陽介君が…口と口を…?
てかキス!?



「私たちこの前からめでたくカレカノになりましたー!!」

「いろいろことが収まってから言うつもりだったんだ。ごめんね。」






「「えーーーーーーー!!!???」」





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