題名未定


「面倒くせぇことは一番嫌いだってんのに!」

俺はそう呟きながら、宿題をやるために鞄を開けた。

その時、鞄の中に小さな箱が入っていることに気づいた。

「何だこれ!?」

俺はそう言いながら、その小さな箱を取り出した時に、さっきの人が言っていた言葉を思い出した。

『あなたにこれを授けておきます』

「ありえねぇ!鞄に触れさせたり何かするわけねぇのに!」

俺はどんどん頭の中が混乱してきた。

俺は、その小さな箱を乱暴に開き中のものを取り出した。

中に入っていたのは、小さな紙切れとメモリーチップだった…。


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