溺愛boy

不機嫌な彼




「おい、早く行くぞ。お前のせいで入学初日から遅刻とか馬鹿らしいかんな。」


『う、うん。ごめんね……すぐ行く。』


「本当昔からノロマだよな。」


『……ごめんね。』



今日から高校生になりました。

高校生になるのが心配でなかなか眠れず寝坊した私をわざわざ虹太くんが起こしてくれたの。


小さい時から木の影に隠れてる様な子だった私はよく男の子からイジメられてたけど虹太くんはいつも私を助けてくれるヒーロー。

それは今も変わらない。




大好きで大好きで……どうしようもない。



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