平凡×優男=X

「あのーすみません。葉月くんの友達何ですけど...」


先輩達の目線が一気に私に集まる。


「私保健委員で手当てとか出来るんでその...葉月くん借ります!」


なんだこの間は...


「良かったぁ。保健の先生今日いないからどうしようかと思ってたんだよ。いい友達持ってんじゃん葉月。」


おおっ、先輩ナイス!


「じゃあ3分後に練習試合を続行するから!葉月はちゃんと手当してもらってこい」

「はい...ありがとうございます。」
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