平凡×優男=X
「あ、中道ドリンク取ってきて。」
ソフトドリンク頼んだのに確かに持ってきてなかったな。
てか、滝沢お前がいけよ。
「うん、分かった。」
さも普通な感じで中道が答える。
「私も「俺も行くよ」」
葉月が私より大きな声で言ったから私の声はかき消された。
「向山は滝沢が小林に変なことしてないか監視してろ」
にやっと笑う葉月。
「ちょっとなにそれー」
由美がころころと笑う。
やっぱこういう所でも気遣えるんだこいつ。