よつば
「あっ、優くん、空くん。これは違うの。その、手が滑っちゃって…。」

んなわけあるかい。
どう考えたら、これが手が滑って見えんの。

「ふーん」

ドンッ


空が足を水無月さんのいるほうの、壁に伸ばした。
< 61 / 92 >

この作品をシェア

pagetop