よつば
あぁーっ!そっか!
私、真理と仲直りしないと!!

私が深く頷くと、優がふはっと、吹き出した。

「お前、小動物みてーだな。」

…っな!小動物!?
嬉しいようで、なんかムカつくんですけど!!

「守りたくなる、ってことだよ。」

……こういうとこ、ホントずるいよね。
いじわる言ったあとに、優しいこと言うの反則だって。

私たちは、軽い口喧嘩をしながら真理んちに向かった。
< 78 / 92 >

この作品をシェア

pagetop