私にだけ冷たくて意地悪な幼馴染
私たちが出るリレーは午後だから、まだまだだ。
お昼の時間、4人でご飯を食べようとしていると、私のお弁当がないことに気付く。
「あれ?あれ?」
「華音?どうした?」
「お弁当が…持ってきたはずのお弁当がない!!」
「家に忘れてきたとかは?」
「それは絶対にない!!え、待って、どこ行ったの。」
「華音、俺の弁当あげる。買いに行ってくるわ。」
蓮は自分のお弁当を私に預け、走って買いに行ってしまった。