私にだけ冷たくて意地悪な幼馴染
蓮がそう言ってくれたから安心して離れようと思ったら、離してくれないみたい。しかも思いっきり甘いキスもしてくれた。
「はぁ…ここ、玄関の前なのに……」
「華音が誘ってくんのが悪い、もう1回するか?(笑)」
「し、しなくていーよ!!は、早く行こう!!遅れちゃう!!」
私が蓮の腕を引っ張って走ると、蓮も引っ張られながら走って来た。その光景が面白くて2人で笑った。
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