私にだけ冷たくて意地悪な幼馴染




「はい、ただいま。華音」













名前を呼ばれ振り向くと、買ったばかりのカチューシャをつけてくれる蓮。不覚にもドキッとした。不意打ちはダメだってば…













「ありがと…」













赤くなった顔を見られたくないから、蓮の手を握ってそのまま歩くと、自分が今どこを歩いてるのかわからなくなった。













「あれ?ここどこだろ」




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