夫婦ルール

 「すごいー!本当にお星さまだ!」

 「きれいだねひかる」

 「うん!ひかるお星さま好きだよ」

 「パパも好きだよ」

 「いっしょだね」

 「あのときも急に見に来たんですよねたしか」

 「そう、どうしても詩音さんとみたくてね」 
 
 「やっぱりきれいですね」

 「うん・・・」

 詩音さんのてがそっと僕の手の上に重なる

 「この星ももう見れなくなるのか・・・」

 「おぼえますよ」

 「え?」

 「見えなくてもひかるとあなたと見たこの星空私が覚えてます」

 「僕も忘れない・・・」

 その時だけはあのとき見たいに時間が止まったように感じられた

 プラネタリウムも終わり

 「今度はあたしの行きたいとこに付き合ってください」

 「え?」 

 そういって車の運転を変わる
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