夫婦ルール

 「私はあなたにずっといきる意味を貰ってたんですよ。辛いとききついときはすぐ気づいてくれていたことにどれだけ救われたか」

 「それは僕だっておんなじです」

 「私はどんなときでもあなたのとなりにいます隣にいてあなたを支えていきます今はあなたとひかるが私のすべて私のいきる理由なんですから」

 詩音さんは本当に強い人だと思ったこの人が僕の隣にいてくれて本当に良かったと思う

 「詩音さんと出会ったのは本当に運命だったんですね」

 「運命?」

 「本当はこの言葉大嫌いだったんですけどね今なら好きになれそうです・・・詩音さんと結婚して僕たち二人の子供としてひかるが生まれてきてくれたこれが僕の素敵な運命だったんです」

 「渉さん!」

 「ありがとう!本当に僕は大丈夫です・・・いや大丈夫になりました詩音さんのお陰です」

 「パパ、ママ・・大好き・・・」

 「寝言?夢でも3人でいるのかな?」

 「パパもずっと好きだよひかる」

 「ひかるだけ?」

 「え?」

 「言いましたよね?あたしは涙もろくてすぐやきもちをやくと」

 「あはは、そうだったね・・・愛してるよ詩音こんな僕の妻になってくれてありがとう。僕は弱い非力な人間ですこれからもよろしくお願いします」

 「もちろんです・・・ずっとあなただけを愛しつつけますよ渉」

 詩音と口づけを交わして

 「本当にありがとう」
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