君の見る世界が色づきますように
一章
*桜舞う*
女の子なら人生に一度は憧れるだろう魔法少女。
願えば何でも自分の思い通りになる。
もしもそんな魔法少女が友達にいたら、みんなは信じるかな?
「おーい雪花!早くおいでよ!」
気が付けば、下の方で友達が呼んでいた。
なんで友達の顔がいつもより下に見えるのかな?
という疑問はすぐに脳の裏側に消え
私は、そのまま一歩前に進んだ。
「うん、今行く!」
私が今いる場所が、階段の上だということを忘れて…………
「あっ………!」
私は足を踏み外し、顔から真っ逆さまに落ちて行く。
「ゆ……雪っ…!?」
その瞬間、一瞬周りがスローモーションに見えた。
「助けて!」
その言葉は空間中に響き渡り、私の体は眩しいほどの光の粒に包まれた。
「雪…花?」
フワリと何事もなかったかのように着地し、閉じていた目を開いた。
願えば何でも自分の思い通りになる。
もしもそんな魔法少女が友達にいたら、みんなは信じるかな?
「おーい雪花!早くおいでよ!」
気が付けば、下の方で友達が呼んでいた。
なんで友達の顔がいつもより下に見えるのかな?
という疑問はすぐに脳の裏側に消え
私は、そのまま一歩前に進んだ。
「うん、今行く!」
私が今いる場所が、階段の上だということを忘れて…………
「あっ………!」
私は足を踏み外し、顔から真っ逆さまに落ちて行く。
「ゆ……雪っ…!?」
その瞬間、一瞬周りがスローモーションに見えた。
「助けて!」
その言葉は空間中に響き渡り、私の体は眩しいほどの光の粒に包まれた。
「雪…花?」
フワリと何事もなかったかのように着地し、閉じていた目を開いた。