大悪魔さんのターゲット。
「えっ!?授業をですか‥‥?」
「そ。そんで、俺と遊ぼー?」
私は授業なんてサボったことはない。まぁ、だいたいの方はサボったことなんてないですよね‥‥
「でも、先生には‥‥」
「あー、それは大丈夫だよ。俺がフォローするしね。」
そしたら、腕をぎゅっと掴まれて、三上くんは走り出した。
「わっ、ちょっと三上くん!?」
「1時間でいいから。付き合って。」
そして、三上くんはグイッと腕を引っ張ったので私は体制を崩し、三上くんの胸元に倒れるように傾けると、
「よっと」
それが狙いだったかのようにニヤッと口元を緩ませながら、私を軽々しくお姫様抱っこし始めて、身軽で運動神経抜群な三上くんはさらっと防犯カメラを避けながら校門を突破した。
「えぇぇ‥‥」
「なに恥ずかしがってんの(笑)」
「そりゃ恥ずかしいですよっ。しかも私はまだいいと言ってないですよ!?」
「どーせ主人には逆らえないんだから、ね?姫様。」
「私が姫なのなら、三上くんはなんなんですか!?」
姫以上の身分高い人なんて‥‥そうそういないよね‥‥
「え?姫さらいの魔王に決まってんじゃん。」
これには、返す言葉はありませんでした。
「そ。そんで、俺と遊ぼー?」
私は授業なんてサボったことはない。まぁ、だいたいの方はサボったことなんてないですよね‥‥
「でも、先生には‥‥」
「あー、それは大丈夫だよ。俺がフォローするしね。」
そしたら、腕をぎゅっと掴まれて、三上くんは走り出した。
「わっ、ちょっと三上くん!?」
「1時間でいいから。付き合って。」
そして、三上くんはグイッと腕を引っ張ったので私は体制を崩し、三上くんの胸元に倒れるように傾けると、
「よっと」
それが狙いだったかのようにニヤッと口元を緩ませながら、私を軽々しくお姫様抱っこし始めて、身軽で運動神経抜群な三上くんはさらっと防犯カメラを避けながら校門を突破した。
「えぇぇ‥‥」
「なに恥ずかしがってんの(笑)」
「そりゃ恥ずかしいですよっ。しかも私はまだいいと言ってないですよ!?」
「どーせ主人には逆らえないんだから、ね?姫様。」
「私が姫なのなら、三上くんはなんなんですか!?」
姫以上の身分高い人なんて‥‥そうそういないよね‥‥
「え?姫さらいの魔王に決まってんじゃん。」
これには、返す言葉はありませんでした。