大悪魔さんのターゲット。
ー夜ー
「あ、きたんだね!待ってたよ」
イツさんが迎えてくれました。イツさんは店の奥へと私を連れていく。
「とりあえず!これ着て!髪の毛とか、メイクはセイに任せてるから終わったらメールで呼んで?」
私はコクっと頷くと、着替えに入った。
私の渡された服はふりっふりの水色のドレス。お仕事で着たことがあるのであまり抵抗はなかった。
着替え終わるとメールでセイさんとイツさんを呼んだ。
「‥‥え!?あ、あまちゃん!?」
いつもは制服だからバレないものの、顔は変わらない。さらにドレスなんか着たらもう誤魔化しようがない。
「‥‥黙っててすいません。」
「‥‥謝らなくてもいいよ。それだろ?紅音に握られた弱みってのは。」
「‥‥は、はい。」
「すげぇー!本物だぁ!!」
キャッホーイと目をキラキラ輝かせるイツさんにセイさんが「うるさい」と蹴りを入れた。‥‥なかなかのバイオレンスです。
「まぁ‥‥このまま出たら紅音にもバレるし、騒がれでもしたら迷惑だからな。俺がなんとかしてやる。そこ座れ。」
鏡の前に座るように指示するセイさんはめんどくさい顔をするけれど‥‥
「もしかして‥‥泣いてたのか?」
気づくセイさんは本当に鋭いと思う。
「あ、きたんだね!待ってたよ」
イツさんが迎えてくれました。イツさんは店の奥へと私を連れていく。
「とりあえず!これ着て!髪の毛とか、メイクはセイに任せてるから終わったらメールで呼んで?」
私はコクっと頷くと、着替えに入った。
私の渡された服はふりっふりの水色のドレス。お仕事で着たことがあるのであまり抵抗はなかった。
着替え終わるとメールでセイさんとイツさんを呼んだ。
「‥‥え!?あ、あまちゃん!?」
いつもは制服だからバレないものの、顔は変わらない。さらにドレスなんか着たらもう誤魔化しようがない。
「‥‥黙っててすいません。」
「‥‥謝らなくてもいいよ。それだろ?紅音に握られた弱みってのは。」
「‥‥は、はい。」
「すげぇー!本物だぁ!!」
キャッホーイと目をキラキラ輝かせるイツさんにセイさんが「うるさい」と蹴りを入れた。‥‥なかなかのバイオレンスです。
「まぁ‥‥このまま出たら紅音にもバレるし、騒がれでもしたら迷惑だからな。俺がなんとかしてやる。そこ座れ。」
鏡の前に座るように指示するセイさんはめんどくさい顔をするけれど‥‥
「もしかして‥‥泣いてたのか?」
気づくセイさんは本当に鋭いと思う。