大悪魔さんのターゲット。
「まぁ、瑞月さんご令嬢だからねぇー。断る理由もないっしょ。」
そう言って話しかけてきたのは、また別の男の人。
「やっほー、うつき。暇だったんだよね〜。一緒に相手してもいい?」
「まこちゃんいいかな?」
三上くんの話が聞ければ私は誰でも良かった。
「俺は九十九(つくも)君だよ〜!覚えてくれると嬉しいな。」
「九十九さんですか。よろしくお願いします。」
「ところで、兎月君。可愛い女の子を独り占めは良くないよ〜?」
「俺は独り占めしてないよ。」
‥‥独り占めとは一体‥‥。
「まぁ、もうすぐ暇になるよー?俺達。お客様ほぼ帰るからね。」
「そ、そうなんですか‥‥?」
「うん。紅音目当ての客が多いこともあって、瑞月さんが来たら紅音を独り占め。だから、帰っちゃう人も少なくないんだ。」
三上くんってそんなに人気なんだ‥‥
カランコロン‥‥
「噂をすれば‥‥」
そう言うと店の奥から三上くんが出てくると同時に店のドアも開く。
「お帰りなさい‥‥瑞月。」
「ただいま。紅音」
髪はサラサラのロングヘアー、顔がぱっとするような赤いドレス。まるで赤い薔薇のような女の子だ。
一方三上くんは、赤色に染めたサラサラの髪の毛に、ホストお決まりのスーツ姿。私といる時とは違って凄く大人っぽく見えた。
まるで悪魔など感じさせないほどに‥‥
そう言って話しかけてきたのは、また別の男の人。
「やっほー、うつき。暇だったんだよね〜。一緒に相手してもいい?」
「まこちゃんいいかな?」
三上くんの話が聞ければ私は誰でも良かった。
「俺は九十九(つくも)君だよ〜!覚えてくれると嬉しいな。」
「九十九さんですか。よろしくお願いします。」
「ところで、兎月君。可愛い女の子を独り占めは良くないよ〜?」
「俺は独り占めしてないよ。」
‥‥独り占めとは一体‥‥。
「まぁ、もうすぐ暇になるよー?俺達。お客様ほぼ帰るからね。」
「そ、そうなんですか‥‥?」
「うん。紅音目当ての客が多いこともあって、瑞月さんが来たら紅音を独り占め。だから、帰っちゃう人も少なくないんだ。」
三上くんってそんなに人気なんだ‥‥
カランコロン‥‥
「噂をすれば‥‥」
そう言うと店の奥から三上くんが出てくると同時に店のドアも開く。
「お帰りなさい‥‥瑞月。」
「ただいま。紅音」
髪はサラサラのロングヘアー、顔がぱっとするような赤いドレス。まるで赤い薔薇のような女の子だ。
一方三上くんは、赤色に染めたサラサラの髪の毛に、ホストお決まりのスーツ姿。私といる時とは違って凄く大人っぽく見えた。
まるで悪魔など感じさせないほどに‥‥