大悪魔さんのターゲット。
学校の作文で友達について書く宿題が出た。私は誰を書こうなんて迷わず、一目散に彼を探した。
「あ、見つけた!」
彼は「げっ‥‥」って明らかに嫌そうな顔をする。そんな顔されると結構傷つく‥‥
「はぁ‥‥なにかようなわけ?」
面倒くさそうにしているけど、結局話を聞いてくれる彼を私は優しいと思った。
「友達になってほしいの!‥‥ダメ?」
「俺の話聞いてた?独りが好きだって言ってんの!」
「独りぼっちなんて寂しいよ‥‥」
彼の考えと私の考えは違う。
「強がらなくていいんだよ?」
「別に強がってるわけじゃ‥‥!?」
私は彼の手を包み込んだ。
「ちょ、な、」
「おまじない!強がらないようにするおまじないだよ。」
「‥‥っあはは、なんだよそれ(笑」
「あ、初めて笑った!」
そう言って2人で笑った。
「友達になってくれる?」
「‥‥どうせなるまで付きまとうんだろ?」
「もちろん!」
「なら、なってあげるよ。」
私はとても嬉しかった。今までたくさんの友達が出来たけれど、こんなにも嬉しいと思ったことはなくって、あなたが特別に見えた。
「名前何ていうの?」
「‥‥?」
「君の名前だよ。」
「えっと、私の名前はね朝山琴って言うんだ。よろしくね!ーーくん!」
「うん、よろしく。」
彼はちょっぴり微笑んでそう言った。そんな彼の顔を見たのは初めてで、たくさんの表情を見たいと思った。
「あ、見つけた!」
彼は「げっ‥‥」って明らかに嫌そうな顔をする。そんな顔されると結構傷つく‥‥
「はぁ‥‥なにかようなわけ?」
面倒くさそうにしているけど、結局話を聞いてくれる彼を私は優しいと思った。
「友達になってほしいの!‥‥ダメ?」
「俺の話聞いてた?独りが好きだって言ってんの!」
「独りぼっちなんて寂しいよ‥‥」
彼の考えと私の考えは違う。
「強がらなくていいんだよ?」
「別に強がってるわけじゃ‥‥!?」
私は彼の手を包み込んだ。
「ちょ、な、」
「おまじない!強がらないようにするおまじないだよ。」
「‥‥っあはは、なんだよそれ(笑」
「あ、初めて笑った!」
そう言って2人で笑った。
「友達になってくれる?」
「‥‥どうせなるまで付きまとうんだろ?」
「もちろん!」
「なら、なってあげるよ。」
私はとても嬉しかった。今までたくさんの友達が出来たけれど、こんなにも嬉しいと思ったことはなくって、あなたが特別に見えた。
「名前何ていうの?」
「‥‥?」
「君の名前だよ。」
「えっと、私の名前はね朝山琴って言うんだ。よろしくね!ーーくん!」
「うん、よろしく。」
彼はちょっぴり微笑んでそう言った。そんな彼の顔を見たのは初めてで、たくさんの表情を見たいと思った。