大悪魔さんのターゲット。
「朝山さんは可愛いと思うけどね‥‥」
俺はボソッとそう呟いたから、彼女には聞こえなかったみたいで聞き返された。
「って、言ったんだよ」
彼女はブワッと顔をゆでダコのように耳まで真っ赤にしていた。
今なら俺は言えると思う。
ずっと好きだった君に、本当の気持ちを。
やっと思い出したんだ‥‥
振られても後悔はないよ。
ー俺は"初恋の子"に告白するって決めてたからー
「琴ちゃん。俺さ‥‥‥‥好き。」
「‥‥え」
「琴ちゃんに好きな人がいるって知ってる。けど、これは俺が決めてたことなんだ。
初恋の子に告白するって」
彼女は目を丸くしたまま固まっていた。
「三上くんの初恋の子って‥‥私?」
俺は首を縦に振った。
「っ、あはは、冗談はやめてくださいよ。」
彼女は笑いながら否定していた。
おそらく俺の性格だ。悪魔っぽく冗談言ってるとでも思ったんだろう。
俺は彼女の腕を掴み、ぐいっと顔を近づけて下から眺めるように上目遣いを使った。
「‥‥俺は本気だよ?」
「うぅっ‥‥。」
彼女はもう本当に爆発してしまいそうな程顔を赤らめていた。
「言葉の彼女じゃなくて‥‥本当の彼女になってくれない?」
俺は冷静に琴ちゃんに話すけど、実際は本当にドキドキしている。心臓がこれでもかってほどうるさい。
作った悪魔はいらない。
俺は彼女の気持ちが聞きたい。
the answer‥‥?
君の答えは‥‥
俺はボソッとそう呟いたから、彼女には聞こえなかったみたいで聞き返された。
「って、言ったんだよ」
彼女はブワッと顔をゆでダコのように耳まで真っ赤にしていた。
今なら俺は言えると思う。
ずっと好きだった君に、本当の気持ちを。
やっと思い出したんだ‥‥
振られても後悔はないよ。
ー俺は"初恋の子"に告白するって決めてたからー
「琴ちゃん。俺さ‥‥‥‥好き。」
「‥‥え」
「琴ちゃんに好きな人がいるって知ってる。けど、これは俺が決めてたことなんだ。
初恋の子に告白するって」
彼女は目を丸くしたまま固まっていた。
「三上くんの初恋の子って‥‥私?」
俺は首を縦に振った。
「っ、あはは、冗談はやめてくださいよ。」
彼女は笑いながら否定していた。
おそらく俺の性格だ。悪魔っぽく冗談言ってるとでも思ったんだろう。
俺は彼女の腕を掴み、ぐいっと顔を近づけて下から眺めるように上目遣いを使った。
「‥‥俺は本気だよ?」
「うぅっ‥‥。」
彼女はもう本当に爆発してしまいそうな程顔を赤らめていた。
「言葉の彼女じゃなくて‥‥本当の彼女になってくれない?」
俺は冷静に琴ちゃんに話すけど、実際は本当にドキドキしている。心臓がこれでもかってほどうるさい。
作った悪魔はいらない。
俺は彼女の気持ちが聞きたい。
the answer‥‥?
君の答えは‥‥