幼なじみのメランコリー
透き通る肌。


クールで優しそうな目元。


おまけにバスケをやっているから大地と並ぶくらいの長身。


下手したらそこらへんの芸能人にも負けていないかもしれない。


「松浦さんって……」


しまった。


作業する手を止めることなく話しかけてきた水谷くんに、私も意識を戻す。


「な、なに?」








「……バカなの?」


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