可愛い幼なじみ
ピロリン♪
あたしは急いで受信メールボックスを開いた。
“別れた。”
「えっ!?」
あたしがあげた驚きの声とほぼ同時にピンポ~ンと玄関のチャイムがなった。
玄関の方から話し声が聞こえる。
「ひさしぶりねぇ~広ちゃん!!」
「ご無沙汰してます!!」
「あの…「夏紀ね?ちょっと待ってて?夏紀~!!」
広祐は中学に入ってからあたしの家から少し離れた所に引っ越しちゃったんだ。
だからうちに来るのは久しぶりだ……
なんて考えてたら
バンッ
!?
急にドアが開かれた。
「早くしなさい!!」
お母さん………
勝手に入ってこないでよ~