可愛い幼なじみ
あたしたちは小さい頃よく遊んだ小さな公園にやって来た。
ブランコに座る。
「なんか懐かしいな…。」
広祐は公園内を見渡してつぶやいた。
「そだね…。」
あたしの心臓はバクバク。
だって大好きな人が隣りに座ってるんだもん。」
「俺さ…サッカーの推薦受けることにしたんだ…」
沈黙をやぶったのは広祐だった。
「すごいじゃん!!よかったね!!!」
あたしは自分のことのように嬉しかったんだ…
毎日、一生懸命練習している広祐を見てたから。
だけど次の瞬間
あたしの顔から笑顔が消えた。