可愛い幼なじみ


「……つき…夏紀……?」





「あっ!ごめん!ボーッとしてた!!」




「……………大丈夫?」



心配そうにあたしを見る沙希。




「……大丈夫。」




あたし広祐を応援するって決めたんだもん。



泣かないで笑顔で送り出すって決めた……はずなんだけど。






広祐がいない毎日なんてあたしにとっては考えられない。





頭では理解してるつもり。




だけど………今まで一緒にいた時間が長すぎて離れるなんて考えられない。



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