本当の君を好きになる
「えっ!?本当に!?」
『うん。クリスマスまで時間も無いし、明日で良い?』
「う、うん!!お願いします!!」
『分かった。じゃあ、時間とかはまた連絡して。』
「湊くん、本当にありがとう!!よろしくね!!」
『はいはい、またねー。』
電話を切り、私はふーっと息を吐く。
本当に、湊くんは優しいからついつい頼ってしまうんだよね。
でも、これって本当は良くない事なんだろうな……。
そう思いながら、明日へと準備を進めた。