本当の君を好きになる
「海外だろうが、国内だろうが変わりはねぇだろ。お前が、さっきそんな事言ったんだろ。」
「変わるよ!!全然違うよ!!バカじゃないの!?」
「はぁ!?バカはお前だろうが!!調子乗んなよ!!」
「うっさい!!直登なんか大っ嫌い!!!!」
そう言って、私はそこに置いてある、数学のテストをグシャグシャに丸め直登に投げつけた。
私の顔も、涙でぐちゃぐちゃになっている。
そのまま、荷物を持つと、私は直登の部屋を後にした。