19歳。
「買ったところで、どれをどう使うの...」
悩んだらすぐ行動。
近所の本屋で自分が好きなモデルが表紙を飾っているティーン雑誌を買った。
家に帰ってから夜中まで雑誌を隅々まで読み、化粧品をテーブルいっぱいに広げて練習をした。
眉毛ってどこを書き足すの?
アイラインを真っ直ぐ引くのって難しくない?
チークはピンクとオレンジ、どう使い分けるの?
少しずつ覚えたら、人生で初めてカラーコンタクトを購入した。
好きなモデルは派手な柄を入れていたが、急に激変してからかわれたりするのを気にして無難な茶色を選んだ。
コンタクトすら入れたことなかったので、入れ方もわからず何度も怖くて失敗した。
そして友達に指摘された、瞼。
化粧品コーナーにはたくさんの二重形成グッズ。
こんなにあるんだ、と驚愕した。