【完】1輪の花たちは
「本当だな……。そう書いてある…」
ムスカは食い入るように顎に手を当てている。
「元は、先生として別のファミリーが行く事になっていたそうだが俺の話を聞いて俺らに任務を任せる事にしたそうだ♪ま、俺のおかげだな♪♪」
「違うよ。スノーのおかげでしょ?スノーが言わなかったら僕達、学校に行けなかったよ?」
「で、でも!ボスが取り引きしてくれたから…!」
「だってよベリー?やっぱ俺のおかげなんだな♪♪♪」
「違うし……」
「まぁまぁ、今はそんなことどーでも良いよ。問題なのは、僕達が入るクラスだよ」
「クラスって……?」
「この学校、クラスが4つに別れてるんだ。僕達は7人だから、1人ぼっちになっちゃう子がいるよ?」
「ほんとだな……で、ボス。どうするんだ?」
「そんなのテキトーでいいんだよ〜あみだくじでも、じゃんけんでもして決めよーぜ」
せっかくフキやムスカが真剣に考えてるのにテキトーな人だ……。
「じゃんけんしよー!じゃんけん!!!!」
ユリはノリノリなようだけど………苦笑
「じゃあいくぞ?勝った人から順に決めるからな???」
「「「「「「じゃーんけーん…………ぽん!!!!!!!」」」」」」