【完】1輪の花たちは
とは言ったものの、仕事をうまくやれるか不安でしかなかった。
とりあえず、図書委員に入ると決めたからには徹底的に仕事しなくちゃ!!!
そこで、情報を集めて…
皆に報告して…
ついでに学校生活も楽しく送れたらな…
なんて。
その時の私はまだ、呑気だったのだ。
これから起こる事に、気づかないで。
「いいか、みんな。この事はスノーには内緒だぞ」
「「「「「Yes ボス」」」」」
これから起こる、私を抜いたファミリーの作戦を、本当の活動を
少しみてれば分かるはずだったのに
それに気づけなかった私の愚かさを。