【完】1輪の花たちは
「そう決意はしたものの……何をどう調べろと…?」


会議が終わり、私だけが1人、部屋を出る。

テキトーに廊下をぶらぶら歩く。


「誰か知ってる人は居ないのかねぇ?」


そうブツブツと独り言を言っていた。


「何してるんスか?スノーさん?」

「あ、こんにちは」


話しかけてくれたのは別のファミリーにいる20歳くらいの男性だった。


「なんか、ブツブツ言ってましたけど?」

「いやぁー……ファミリーのみんながさ……」

「お!相談スか!?なんでも言ってください!」


この人は、私が入ってきて半年後くらいに来た人。

私よりも年上なのに敬語で話してくれる所、礼儀がなっていると思う。


「いや!そんなおおごとじゃ無いんだよ?最近、怪しい行動してるなぁ〜くらい」

「あ!それ分かります!スノーさんを抜いた6人がこの前、資料に目を通してる所を見かけましたよ?なんか言ってたな……?」

「え!?どんな事言ってた!?」

「うーーん?上手くいったらバレずに実行出来そうだとかどーのこーの」

「そうなんだ………」

「なんかあったんスか?」

「ううん!ありがとう!またなにか分かったら教えてくれる?」

「もちろんスよ!スノーさんの為なら!」

「ありがとう♪」

「それじゃ、俺もう行きますね!」

「じゃーねー♪」































































































































いい情報提供者が見つかった………✨✨✨
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