【完】1輪の花たちは
「え、男子が得する会議?」
「おう!学校に行ってた時に、男子がやってた奴なんだよ〜。それが案外面白くてな?最近やってたんだよな〜♪」
「え……」
「スノーも興味があったのか!そりゃ、スノーにとっては自分の身体の事だから………」
「あぁー!もういいです!!!それ以上言わなくて!!!!うん!!聞いた私が馬鹿だった!!!!!!とりあえず!その会議!参加しないから!!!!自分の部屋に戻るよ!じゃあね!」
「ん?そーか?なら良いんだけど〜」
さすが育ち盛りの男子。
そういう感情があるんだって気付いてあげられなくてごめんよっ!!!!
もう変なことはしないからっ!!!!
恥ずかしさが込み上げてきて、早足で自分の部屋へと向かう。
「あんな嘘、すぐにバレると思ったんだけど」
「馬鹿だなフキは。どんな嘘も堂々と言えばらしくなるんだよ」
「いつまでその嘘が続くかだよね」
「ボスってそういうのに興味あったんだね…………引いた」
「嘘に犠牲はつきものってな」
「そうだね…………ヒヒッ」