【完】1輪の花たちは

「みんな揃ったか???なら、会議するぞ〜」

「「「「「「はーい」」」」」」


こうやっていつもの朝が始まる。


「この前の報酬が入った。封筒に入ってんのが今回の報酬だ」


ボスがみんなに封筒を渡していく。


「うわ。重っ……」


これがお金のありがたみ………。

中身は後で見ることにしよう。


「あ、そうだ。スノーが1番頑張ったって言ったら褒美をやりたいから後で来るようにって親分が」

「あ、うん…」


たしか、初日に挨拶に行って、お父さんが殺されたって聞かされて、そのまま飛び出して行ったっけ………?


「ボス。ついてきてくれる?」

「ん?いいけど。場所忘れたのか?」

「いや…そうじゃなくて…ちょっと気まずいなぁって思って……」

「あぁ。そういうこと」


気にしてないといいんだけど……。


「じゃあ、次の依頼があるまでみんな自由にしていいぞ〜」

「「「「「「Yes ボス」」」」」」
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