【完】1輪の花たちは
「ほら、ついたぞ」
「あ、うん」
私たちは、部屋に入った。
「あっ!おかえりー!」
部屋に居たのは、ユリだった。
「ただいま。怪我は平気?」
「うんっ!大丈夫!スノーは??親分と平気だったー?」
「私は平気だよ?」
「そっかー!よかったー!」
ユリは、相棒のバットを磨いていた。
「ユリはすること無いのか?」
「うん!フキから安静にしてろって言われたから動けない!」
「あぁ。じゃあ、スノーに俺らの所有場を案内してくれ」
「ラジャー!」
そういうとユリは、相棒を投げ捨てた。
相棒に対する扱い、酷すぎないかな?とか思ってしまった。
「スノー!こっちだよー!」
「あっ!うん!」