眼鏡を外した、その先で。
あの目を私は知っている。
だっていつも部屋を訪れるたび、高原は眼鏡を外し、あの目で私のことを見つめていたのだから。
そして私はあの熱い瞳の高原のことが……好き、なのだから。
「……嘘、です」
「嘘はダメだと、何度も申し上げているはずですが」
「……はい。ごめんな、さい」
満足そうに笑った高原が私を抱き寄せる。
顎を持ち上げられたと思ったら、熱い唇が押しつけられた。
ゆっくりと目を閉じ、腕を高原の背中にまわす。
唇が離れると、高原の口からも甘い吐息が落ちた。
「……愛しています、これからもずっと」
熱い瞳で見つめられ、私の身体は本当に燃えてしまいそうだった。
【終】
だっていつも部屋を訪れるたび、高原は眼鏡を外し、あの目で私のことを見つめていたのだから。
そして私はあの熱い瞳の高原のことが……好き、なのだから。
「……嘘、です」
「嘘はダメだと、何度も申し上げているはずですが」
「……はい。ごめんな、さい」
満足そうに笑った高原が私を抱き寄せる。
顎を持ち上げられたと思ったら、熱い唇が押しつけられた。
ゆっくりと目を閉じ、腕を高原の背中にまわす。
唇が離れると、高原の口からも甘い吐息が落ちた。
「……愛しています、これからもずっと」
熱い瞳で見つめられ、私の身体は本当に燃えてしまいそうだった。
【終】