守りたい、不器用な人。~貴方と始める最後の恋~
「ミサキさん何食べます?」
「私は……マグロにします」
「じゃあ俺も! すみません、マグロ2つ」
「はいよ」
山瀬さんがチーフに注文をしてくれる。
でも何故か違和感があった。
それもそのはず。
だって今まで山瀬さんがサーモン以外を食べている所をあまり見た事がないから。
初めてきた時は別として。
気になった私は本人に聞いてみる事にした。
「あの……今日はサーモンじゃないんですか?」
「え?」
「いつもサーモンばっかり食べてるので」
「っ!?」
いきなり声を掛けたからか山瀬さんは飲んでいたお茶を吹きだしてしまった。
「す、すみません!!」
「大丈夫ですか!?」
咽る山瀬さんの背中を優しく撫でれば彼の顔はみるみるうちに紅くなっていく。
「私は……マグロにします」
「じゃあ俺も! すみません、マグロ2つ」
「はいよ」
山瀬さんがチーフに注文をしてくれる。
でも何故か違和感があった。
それもそのはず。
だって今まで山瀬さんがサーモン以外を食べている所をあまり見た事がないから。
初めてきた時は別として。
気になった私は本人に聞いてみる事にした。
「あの……今日はサーモンじゃないんですか?」
「え?」
「いつもサーモンばっかり食べてるので」
「っ!?」
いきなり声を掛けたからか山瀬さんは飲んでいたお茶を吹きだしてしまった。
「す、すみません!!」
「大丈夫ですか!?」
咽る山瀬さんの背中を優しく撫でれば彼の顔はみるみるうちに紅くなっていく。